外反母趾におすすめトレーニング
- k.i
- 2022年11月1日
- 読了時間: 4分
更新日:8月28日
外反母趾は「形」だけでなく「機能」の問題
外反母趾は、靴だけが原因ではありません。
機能低下:足の内在筋(母趾外転筋・短母趾屈筋など)が弱る
可動制限:母趾MP関節の詰まり/中足部の硬さ
荷重の偏り:踵の内倒れ(過回内)、前足部の横アーチ低下
外的要因:細い靴・ヒール・長時間立位
だからこそ、環境×セルフケア×トレーニングの3本柱で整えるのが最短ルートです。
今日からできる「3本柱メソッド」
① 環境:靴と日常の見直し
つま先が指先の形に沿って広がるモデルを選ぶ
前足部の横アーチを潰さない紐靴+甲でロック(最後の2穴で“ヒールロック結び”)
家では裸足 or つま先が広いスリッパで指を自由に
長時間のヒールは控え、荷重の7割を踵-小趾球-母趾球で三点支持
② セルフケア:可動域を戻す(毎日3〜5分)
母趾MP関節モビリゼーション親指の付け根を片手で支え、足の甲を伸ばす
中足骨の「開き」ほぐし前足部を両手でつまみ、横方向に軽く開く→戻す(15回)
ふくらはぎ・足底ストレッチ壁ドリルでアキレス腱を30秒×2セット/足底(親指から土踏まず)を親指でほぐす
③ トレーニング:フロッグハンドで“正しい親指ライン”を学習
狙い:母趾を“人差し指に寄せる力”ではなく、親指を母趾球に向けて真っ直ぐ押す力(MP伸展→屈曲の協調)を取り戻す。
基本3種(各1日おきor毎日、合計5〜8分)
A. トゥーエクステンション
フロッグハンドを装着し、足指を遠くに伸ばしながら最後に指先で握る



B. MP関節の伸展→屈曲ドリル
親指腹で軽く握る
連続10回×2セット
NG:指先だけで曲げる(付け根が動かない)



C. 短母趾屈筋&足底短筋群の筋持久力
フロッグハンドを抵抗に、片足立ち
5秒×10回×2セット


負荷調整:痛みが出る→回数半分/無痛可動域で。痛み0〜10で3未満を目安。
4週間プログラム(1日10分)
Week1:動きを取り戻す
セルフケア①②③(毎日)+A(毎日)
目安:痛みスケールが1段階下がる
Week2:正しい軌道を学習
セルフケア継続+A・B(隔日交互)
歩行で母趾球→親指腹の順に蹴り出す意識
Week3:筋持久力&バランス
A・B・Cを各2セット、片脚立ちでCへ移行
目安:立位で親指の“逃げ”が減る
Week4:実践統合
階段上り・つま先立ちで母趾球荷重→親指腹を意識(10回×2)
ウォーキング15〜20分(最初と最後にセルフケア各2分)
症状ステージ別のコツ
軽度:トレ頻度を短時間・高頻度に(1回5分×朝夕)。靴の見直しで体感が早い
中等度:テーピングやトゥセパレーターを運動前後に限定して補助(依存し過ぎない)
重度/強い痛み:まずは炎症コントロールと専門医に相談。無痛範囲のセルフケア中心に
歩き方のリセット3ポイント
踵で静かに着地→2) 小趾球→母趾球へ荷重移動→3) 母趾球→親指腹でまっすぐ蹴るつま先が外に流れる“ねじれ蹴り”は親指をさらに内側へ引っ張ります。
よくあるNG
指先だけを曲げる“握り癖”(MPが動いていない)
痛みを我慢して強い負荷を続ける
家の中でもつま先が細いスリッパ
テーピングやセパレーターだけで解決しようとする
自宅でできる簡易チェック(2週間ごと)
痛みスケール:0〜10
写真:正面・斜め・上から(同じ明るさ・同じ距離)
Q&A
Q. 痛みがある日は休むべき?A. 痛み3/10以上や腫れ・発赤が強い日は、セルフケア中心に。トレは無痛範囲で短く。
Q. どれくらいで変化が出る?A. 軽度なら2〜4週間で痛みや歩きやすさに変化が出る人が多いです(個人差あり)。
Q. トゥセパレーターは?A. 一時的に“指の位置感覚”を掴む補助として有効。運動とセットで使うのがコツ。
まとめ
外反母趾は「形」を矯正する前に、母趾MPの可動と足の内在筋の再教育がカギ。フロッグハンドは、親指を真っ直ぐ使う感覚を安全に学習しやすく、毎日の短時間トレに最適です。まずは1日10分・4週間。靴の見直し+セルフケア+フロッグハンドで、痛みの少ない歩きを取り戻しましょう。
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